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■ サクラツツジ

-- 秋名の道路沿いで開花している緋寒桜を見かけた。そろそろそんな時期かと、島で一番開花の早い龍郷町の長雲峠『自然観察の森』を訪れた。さすがにまだ咲き始めといった感じで、長雲でも満開はまだ先のようだ。せっかく来たことだし、中に入って森を探索してみた。何か変化がないかなぁと歩いていると、足下にたくさんの花びらを見つけた。正確には花びらというより、花ごとポツポツ落ちている。これはサクラツツジだと、顔を上げて辺りを見渡した。すると、でこぼこと独特の風合をした木の幹を発見。サクラツツジだ。幹をたどると満開の花が付いていた。淡いピンクをおびた花が冬の森の中で輝いていた。


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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