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■ 波うちぎわの夕暮れ 1/11

--正月からしばらく鹿児島で過ごしたので、10日に奄美に戻ってきた時にはその暖かさにびっくりした。ちょうど天気が良かったこともあり、家路に向かう車の窓を開けると風が心地よかった。「奄美はやっぱり暖かいな」と思ったことだ。一夜明けてもよく晴れて、おだやかな空気の中で久しぶりにロングTシャツ1枚で日中を過ごした。西日の反射する波うちぎわで夕刻を迎える穏やかな時間。時間の長さはどこだって同じはずなのに、不思議なくらいに時がゆっくりと流れていった。こうやって一日は暮れてゆくんだな、と改めて思うことだった。


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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