--赤い色を覗かせて今から開こうとしている緋寒桜の花芽に、そうっと近付いてみた。この薄皮がやぶれると中からポロンと緋寒桜のツボミがこぼれ落ちる。そうしてやがてツボミは、下に向いたままの姿で、花びらをまるで買ったばかりのスカートを自慢するかのように広げるのだ。
このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。 ※写真等すべての無断利用を禁止します。写真の貸出についてはメールにてお問い合わせください。 メインホームページ→