奄美/365
 続々さらに続、雨の桜 2009/1/29

--そろそろ止むかなと思っていたら、今日は一段と激しい雨でした。外に出たくないなぁってほどの雨。運良く、雨がひどい間は写真展準備で家の中でした。

--ここ数日の雨で、落花する緋寒桜も見られるようになりました。でも、落ちているのは最初の頃に咲いた花が多く、そんなに心配することはありません。緋寒桜は比較的強い花なのです。何故なら緋寒桜は花びらをヒラヒラ舞わせる散り方はせず、花ごとポツリと落ちるからです。花びら達はしっかりとガクに付いているので、ソメイヨシノなどのように舞い散る種類の桜に比べると頑丈な気がします。写真家としては、風に舞う姿に正直なところ憧れるのですが。ま、ないものねだりはいたしません。

--午後には少しおさまった雨足でしたが、夜になっておそろしく激しい雨が降ってきました。もちろん家の中から、窓を叩く雨を見ていました。するとしばらくして携帯にメールが入り、「名瀬は大変です。国道が川になっています。浦上のパチンコ屋を過ぎた辺りからのろのろ運転になったと思ったら、山から滝のように水が流れてきました。暗くて水が溜まっているのかどうかも分からず、必死で走ってきました。浦上川の橋まで行けず、ストア前山まできて、車は置いて膝近くまで浸かって歩いてきました。喉はカラカラ、ここに住んで24年、初めてのことです。まだドキドキしています。」と、母からでした。雨、相当凄かったみたいです。

--ちなみに、車も母も無事です。ご心配なく。

EOS 5D + EF50mm MACRO

365

このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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