奄美/365

 大潮・干潮・インナーリーフ 2012/7/19


--今日は新月。大潮だったので、昼間の干潮に合わせて神ノ子に入ってみた。南に面した神ノ子は大きく見ると用安から手広へと続く湾の中にある。手広やビラ(ヒギャ)はサーフスポットなのに神ノ子や用安はサーフスポットじゃないのは、ビラと神ノ子の間からリーフが始まって、用安の先の明神崎までリーフが続いているから。海岸から沖に張り出したアウターリーフまでは遠浅でその先の海は急に深くなっている。うねりがあってもアウターリーフの所で波となって崩れるので、インナーリーフには大きな波はそう入ってこないのだ。

--しかも大潮の干潮時はアウターリーフが海面上に出てくるほど潮が引く。ということは、リーフの内側は天然のプールみたいな状態になる。でっかいでっかいプールだ。南向きで夏に波が立ちやすい場所だけど、実際今日も波があったけど、干潮の前後は実に静かだった。

--僕は結構怖がりだから、いつもビクビクしながら泳いでるんだけど、大潮・干潮・インナーリーフの三点がそろった時はいつもより強気にいける。そんな安心感が小さな魚たちにもあるのか、リーフの内側には小さな魚たちがたくさんいた。広いレンズなので小さな魚をアップで撮るためにもの凄く近寄らないといけないんだけど、怪しいモンじゃありませんよ〜とゆっくり接近を試みた。十分に怪しいからやっぱり逃げられたけどね。

EOS 5D Mark II + SIGMA 15mm F2.8 Fisheye

365

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