+
■ アマミテンナンショウの実

-- 正月2日に湯湾岳に登った。その時、登山道の横で見つけた異様な物体。トウモロコシ?と思って近付いて、よく見れば見るほど謎は深まるばかり。父と母と一緒に「なんだろうね?」と悩んだ。そのうち隣の葉がアマミテンナンショウであることに父が気付いた。すると母がもしかして実じゃないの?と言う。そういえばテンナンショウの花の形は仏炎苞型。クワズイモなどのサトイモ科の植物と似ている。クワズイモの実も真っ赤で粒粒してたし、もしかして実かもしれない。初めて見るものに3人とも少し興奮気味だった。>>家に帰り植物に詳しい先生に訪ねたところ、アマミテンナンショウの実であることがわかった。やはりそうだったかと、謎が解けて3人とも満足。それにしても変わった形の実だ。そして植物研究者というものは凄いなと思った。


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
※写真等すべての無断利用を禁止します。写真の貸出についてはメールにてお問い合わせください。
メインホームページ→