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■ ブンブクの亡骸

-- 浜辺を歩きながら拾いモノをすることに、ちゃんと名前があるそうだ。ビーチコーミング。横文字だったので辞書を引いてみたところ、おお、ちゃんと載ってる。高校時代から愛用している英和辞典に載ってるので昔からある言葉なんだろう。辞書には、「ビーチコーマー:浮浪者」とあった。ただし、「(漂着物などを拾って売る)浮浪者」とある。きっとそこから派生して漂着物などを拾う行為をビーチコーミングと呼ぶようになったのかもしれない。ちなみに、ビーチは浜。コームには、クシで髪をすくという意味がある。「浜辺をクシですいて、ひっかかったものを捕る」ということか。今日は珍しいことに形がしっかりと残ったヒラタブンブクの亡骸を見つけた。中が空洞なので力を入れるとクシャっとつぶれてしまう。それだけもろいものが綺麗な形で残っていたことに感動した。ちなみにヒラタブンブクという生き物、どんなものか見たい人はココをクリック


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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