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■ 人気者

-- スモモの花をこんなに近くで見たのは。実は今年が初めてだ。いつも気が付くとスモモは咲き終わっていたりして、見逃してしまうことが多く、また、人の畑がほとんどなので遠くから眺めることがほとんどだった。今年は運が良かった。両親がスモモを見に行くというので、一緒に付いていったのだ。ちょうど陽射しも暖かく、開いたばかりのスモモの花に新鮮さを感じた。白い花というのは、やはり清々しいものだ。近付いてみるとよーくわかったのだが、スモモには雄しべがたくさんある。昔、理科の実験で使った菜の花にはほんの数本、数えるほどしかなかった雄しべ。スモモの場合は5枚の花弁に包まれて、ニョキニョキニョキと何本もの雄しべが突き出ている。スモモの雌しべは愛されてます。人気者です。


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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