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■ シャコの目

-- サンゴ礁のしおだまりの中で、シャコを見つけた。ゆっくーりゆっくーり近付くと、シャコの目がこちらを向いた。「お前は何ものぞ」とマジマジとした視線を投げかけてくるシャコ。瞳の中に浮かび上がる黒い模様が、信号を打つように広がったりにじんだり薄れたり。宇宙が語りかけてくるような、不思議な目をしていた。


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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