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■ にごる海

-- 大雨が降るたびに奄美の海はにごる。普通ににごる分はまだいいのだが、キレイな赤土色に染まる時には「ひどいもんだ」と思う。写真は国直海岸。去年はここまでひどくなかったのだが、今年は横の山から赤土が流れ込んできて見事に染まっていた。道路にあふれだす泥水の激しい流れに「うわーきれいな色」と驚いてばかりもいられない。行政による赤土流出防止政策も行われているのだが、毎年どこかの海がキレイな色に染まる。土がもっとも多く流れるのは、雨に打たれ慣れてない新しく削った場所ということはわかってるのだけど、完全にはおさえきれない現状。


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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