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■ 断崖に暮らす

-- 夕陽を眺めていると、岩影を動く白いものに気付いた。ヤギだ。奄美では放し飼いの延長で半野生化したヤギがあちこちで見られる。岩場の斜面。道無き道を上手に歩いていくヤギたち。放し飼いなのか野生化したものかは近付いてみないとわからないが、パッと見どうみても野生である。あの集団はこれから移動して岩場の反対側へと向かうようだ。もう夕暮れ時だし、そこに住処があるのだろうか。たくましく生きるヤギの姿に「かっこいいな」と思った。


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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