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■ ちなみにこの子はゴマモンガラ

-- 夏休みが終わると『夏気分』が終わるからだろうか、島の海岸はとたんにガラガラになる。まぁ盛夏期でもたいして人はいないのだが、ガラリと変わるこの雰囲気には自分も少々驚いたりする。確かに実際に吹く風は涼しく秋の匂いが漂っていることは否めない。だが、気分を取り直して海を見つめなおすと、まだまだ十分に泳げる環境でもある。そう、ここは一応「南国」奄美なのだ。ちょうど先日泳ぐ機会があったので、夏の海と9月後半の海を比べてみた。外洋から潮が流れ込んでくるヤドリ浜などは保温着無しではちょっと寒いが(保温着ありでは余裕!)、湾内にある海岸では少々の曇り空でも寒くないことが判明した。「なんだ。まだまだ全然泳げるじゃん」。そうなのだ。海がどことなく遠い存在になったと思ってたのは『気分』によるところが大きいのだ。でもそれも仕方のないこと。真夏のあの強烈な光を体験した後だけに『気分』がやっぱりのってこない。今年はもうちょっと泳いでみるつもりだったのだけど・・。


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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