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■ 秋を告げる鳥

-- 新北風(ミーニシ)にのってサシバが渡ってくる季節になった。奄美では(沖縄も?)北風のことをニシと呼ぶ。そして最初に吹いてくる春一番の冬版「冬一番」のような風をミーニシと呼ぶのだ。昔の人々が風を待って、そして風にのって帆船で北へ南へと移動したように、鳥たちも風にのって渡ってくる。奄美にやってくる冬の渡り鳥は数多いが、その中でもよく知られているのがサシバ。タカ科で大きな体をしているし、ピーックイーと鳴く甲高い声がよく響くので目立つのだろう。サシバの声を聞くといよいよ秋だなと実感する。


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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