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■ 潮だまりが輝く朝

-- 今日は、あやまる岬で朝を迎えた。冬は朝が遅いから嬉しい。夜更かし型で朝が苦手な私でも苦もなく起きることができる。でも、あやまる岬ほど遠くへ向かう時にはそれなりに早起きが必要だ。今朝は5時半過ぎには家を出た。空港を通る県道沿いはずっと太平洋に面している。だから、夜明けを横目に見ながら走ることができる。もし日の出に間に合いそうもなければ、近くの海岸に出ればいい。今日は余裕を持って出たので無事にあやまる岬までたどりつけた。雲がかかっていたため太陽はなかなか顔を出さなかったが、潮が干いたサンゴ礁にできた潮だまりが鏡のように空を反射してきれいだった。初日ノ出スポットとしてはメジャーなあやまる岬。元旦の朝はかなり人が多いと聞く。浜辺に座ってもいいし、小高い丘に立ってもいい。たくさん人が来ても受け入れるだけの余裕もある場所だ。


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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