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■ 冬、再々来。  3/13

--つい一昨日までの春の陽気はどこへやら。また真冬の景色が戻ってきた。吹きつける北風は風速10mにもなり、かるく台風が迫ってるような感覚さえおぼえる。こねくりまわされた東シナ海は猛り狂うように押し寄せてくる。冬の奄美特有の、荒波の東シナ海。よく「冬の日本海」と表現されるが、性質は似たようなものだ。冬の東シナ海は、台風前の太平洋にも負けない荒々しさをもっている。ここは大和村、戸円(とえん)。冷たい風に誘われてちょっと山を見てきたが、雨ばかりで雪はおろかアラレの気配もなかった。奄美に雪が降るとわかった以上、今度はどんな時に雪が降るのか。それにとても興味がある。これまで雪に関しては肌に触れる空気の感覚でほぼ突発的に行動していたので、ちょっと気象的な情報も踏まえて統計を調べてみたいと思う今日この頃。(ひと春越すと忘れそうな気もするけど・・)


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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