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■ 山の島  3/26

--総面積のほぼ9割が山と言われる奄美大島。島のほとんどが山のこの島に人はどうやって住んでいるのか。その答えは、高い所から眺めてみると一目瞭然である。険しい山のあいまにできたわずかな土地。そこに人々は集落を作り住んでいる。道路が発達していない時代には、山を越えて隣の村へ行くのはさぞ困難だったことだろう。奄美の村が「シマ」と呼ばれるのもわかる。奄美で一番大きい名瀬の街を囲む山々にも、だいぶ新緑が広がってきた。山の島「奄美」に、盛大な春の彩りが訪れようとしている。


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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