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■ 冬風の戸円海岸  3/30

--春だ春だ春だ〜。と、油断しているとまた北風が吹いてきた。でもそんなに強くは吹かなかったし、夜が明けると天気も回復していた。冷たい風は残っていたが、「冬」ほどではない。北からの風にもう春の勢いを吹き飛ばす力はないようだ。写真は、三月半ばの寒い日の戸円海岸。ほんのちょっと前の話なのに、こちらは見事な冬景色である。今年は年が明けてから例年になく天候の悪い日が続いた。そして、悪天候を象徴するように三月には奄美に雪まで降った。今日も東シナ海は少し波立っていたが、これほどの大波は見られず。風が運んでくるのは、冬景色から春の黄砂へと変わっている。やっと冬とは完全に別れる時期が来たようだ。いよいよ四月。春いっぱいで新しい奄美への来訪者を迎えたい。


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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