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■ 燃える太陽  4/11

--昨日の大浜サンセットパノラマの続き。あの夕焼けの大浜から私は太陽だけにレンズを向けた。大きく広く大浜らしさを撮りこむのもいいが、今日の太陽はあまりにも魅力的だったので小さく写すにはもったいなかった。手持ちの望遠を最大にして太陽を覗いた。水平線近くの霞みにかかった大きな太陽は、やがてユラユラとゆがみはじめた。蒸気の影響で光が屈折しているのだろう。水平線の間際でとろけだした太陽は、下から昇ってきた光とくっついてどんどん形を変えていった。そういえばこういうの「だるま太陽」って言うんだっけ。海と解け合う夕陽はちょうど1年ぶりだ。春の大気が、夏とはまた違う雄大な夕陽を見せてくれた。


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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