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■ キノボリトカゲ 4/23

--ひさしぶりに、キノボリトカゲと会った。奄美に住むカメレオンのようなこのトカゲは実に愛らしい生き物で、子供の頃はよく一緒に遊んだものだ。キノボリトカゲの方は「一緒に遊んだ」という気持ちは全くなかったろうが。

--この日は、林道を歩いていると、わきの斜面からガサガサッと音が聞こえてきた。近づくとこいつがいた。結構大きくて太った個体だったので「こんなに太ってたっけ?」と記憶をたどっていると、すぐ近くからまたガサガサッと音が。行くとやっぱりキノボリトカゲだった。それも細めのシャープな奴だった。キノボリトカゲ界にも色々いるもんだ。でもきっとモテるのは太った方なんだろう。食べ物をいっぱい捕ってくれそうだから。


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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