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■ ヤクシマスミレ 5/2

--4月後半から咲き始めたヤクシマスミレが今、満開を迎えている。このスミレは屋久島と奄美大島と沖縄にあるスミレで、奄美大島では最も高い山である湯湾岳の山頂付近に自生している。見慣れた人ならすぐわかるだろうが、ヤクシマスミレの葉はとっても小さい。湯湾岳山頂へと向かう登山路には、足下のいたるところにヤクシマスミレがあるのだが、普段はなかなか気付かない。あまりにも葉が小さくて、苔や他の植物と見分けがつきにくいのだ。でも、今の時期は葉よりも大きな花が咲いているので、少し気にかけながら歩いていればすぐにわかる。特に山頂手前の広場から山頂に向けての登山路は、歩きながら踏んでしまうところにヤクシマスミレがいっぱい。歩く時にはよくよーく見て、できれば踏まないように歩いて欲しい。


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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