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■ トゲのある葉 5/7

--湯湾岳山頂に住むアマミフユイチゴ。奄美にあって普通に見られる野イチゴの中ではこれが一番小さい。ホウロクイチゴというとても大きな葉で実の粒も大きい野イチゴがあるが、そのホウロクイチゴの葉をずーっと縮小して小さくしたようなのがアマミフユイチゴだ。湯湾岳に登ると山頂付近の足下にツタをはわせて密集しているのですぐわかる。丸い形をした葉が地面に重なりあう姿はとてもかわいい。

--かわいらしい野イチゴではあるが、近付いてよくよく見ると葉には立派なトゲがある。知らずに座るとお尻にプスリと刺さりそうなしっかりとしたトゲだ。このトゲに刺されることはまずないと思うが、一応ご注意を。


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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