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■ ほふく前進 5/13

--ピョンピョン飛び跳ねる印象が強いミナミトビハゼだが、ほふく前進もよく見せる行動の一つ。マングローブの森から潮が引きはじめ、そこいらに地表が現れだすと、水をピョンピョンっと飛び跳ねたり少しススイ〜と泳いだりしながらトビハゼがやってくる。そして上陸を果たすとすかさずホフク前進で進みはじめるのだ。生き物の動きはよく足跡として地表に残っていることが多いが、ミナミトビハゼの場合もホフク前進した跡がラインとなって描かれる。胸びれを上手につかってオイチニーオイチニーと前進するミナミトビハゼ。落下期を迎えたメヒルギの種の横をするり通りぬけていった。


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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