■ ソテツ村の男衆 6/15

--ソテツには雄と雌があることをご存知だろうか。ソテツは株で雌雄がわかれており、雄の幹には雄の花が咲き、雌の幹には雌の花が咲く。雄花も雌花もちょうど今の梅雨の頃に花を咲かせるが、この時期によく目立つのは雄花の方だ。雌花の方は子を抱え、まあるくふくらむ秋までそんなに目立たない。

--梅雨の頃はちょうど新緑の頃でもあるソテツ。トゲトゲの葉も出たてはまだ柔らかく、手で触っても痛くはない。むしろサワサワと心地よく、自分から触りたくなるほどだ。

--そんなソテツたちの姿をソテツ村に出かけていって撮影してきた。ソテツ村は人口密度が高いため、容易に足を踏み入れることができない。なので離れたところから村人たちの姿を眺めた。すると、ソテツ村には梅雨の頃にふさわしく、新緑頭とコーンヘッドが目立った。ニョキニョキニョキと黄色く並んでいるあれが、ソテツ村の男衆だ。

--とりあえずいくつあるだろうかと数えてみたが、途中で何度もスクリーンセーバーに阻止されたのであきらめた。まあ、いい。ソテツ村では男衆がこんなにも自己主張しているんだということがわかってもらえれば今日のところは十分である。


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