■ 梅雨明けの屋入峠 6/29

--あまり行きたくなかったのですが、今年のカレンダーの6月を飾っている場所なので、梅雨明けを記念して屋入峠に行ってきました。屋入峠は素敵な場所なのに何故行きたくなかったかというと、林道の難易度レベルがかなり高いのです。雨が降る度に林道を川のように水が流れ、土を削りとって深い溝ができているのです。運転にはある程度自信がありますが、ヒザほどの深さにえぐられた溝を目にするとかなりビビります。しかも溝はクネクネと曲がっているので、避けて通るには道幅が足りず、上手にまたいで進まなければなりません。僕の車は軽だし4駆でもないので、タイヤがはまったら完全アウト。身動きがとれなくなった状況が頭に浮かんで自然と冷や汗がにじみます。先日の梅雨終盤の雨で溝はさらに深くなっていたので、今日はしばらく手の震えが止まらないほど緊張しました。無事に帰ってこれてホント良かった。

--さてカレンダーには、何度も通った中で一番印象的だった入道雲の写真を使ってますが、今日は入道雲が出てくる気配がなかったので、雲はあきらめて代わりに視界の全てを1枚の写真におさめてきました。これが、奄美のくびれを見渡せる屋入峠のパラグライダー発射台から見える全視界です。ここから飛び立つのはきっと気持ちいいんでしょうね〜。


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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