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■ 海を渡るスコール 8/23

--夏。晴れ渡った空にいつの間にか大きな雲が浮かんでいる。雲はやがてとけだし、白いカーテンで視界をおおいはじめる。日没後のうっすらとした光の中、海を渡っていく雲の姿があった。大きな雲の真下は白く煙るようににごっていた。あそこではきっと打ち付けるような激しい雨が降っているのだろう。


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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