+
■ 空飛ぶ扇 9/12

--石垣島の付近を通って西へと抜けていった台風15号。奄美に直接的な影響はなかったが、台風の気配を匂わすように2、3日どんよりとした天気が続いた。そして今日。間接的ではあるものの台風一過がやってきた。気がつくと9月もやがて半ばにさしかかろうとしているが、太陽はまだギンギラ輝いている。力強い陽射しを浴びて雲のラインも空にくっきりと浮かび上がる。浮かび上がる・・。おお!浮かび上がってる。ふと視線を移した遠い山の端のふちに、本当に浮かび上がるパラグライダーの姿を見つけた。今日はきっといい風が吹いてるんだろう。屋入峠の発射台から飛び立ったパラグライダー達は、稜線をなぞるようにゆっくりとゆったりと空を移動していた。浮かんでは流れ、流れては浮かび。空飛ぶ扇は、風とたわむれるように宙を舞いつづけた。


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
※写真等すべての無断利用を禁止します。写真の貸出についてはメールにてお問い合わせください。
メインホームページ→