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■ 遠方の横当島 9/13

--晴天をまたたくまに覆った灰色の雲から、勢いよく雨粒が弾き出された午後。一生懸命に大地を濡らした雨は、幕を上下させるように劇的なスピードで通り抜けていった。後には何事もなかったかのように再び青い空が広がり、しっとりと色を変えたセメントやアスファルトの質感だけが雨の事実を物語っていた。夏の風物詩のようなにわか雨の雨上がり。止まっていた街が動きだすように、港から次々と船が出ていった。船の行き先を追うように視線を移すと、遠方には横当島。ぷっかりと水平線に奄美に一番近い火山島の姿が浮かび上がっていた。雨上がり、すっきりした空気、そして水平線の横当島。今日の夕焼けはきっと素敵だろうな。


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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