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■ マテリヤとハグロトンボ 9/28

--島の渓流(そんなにかっこよく表現しなくてもいいか)、山を流れる川のそばでよく姿を見るリュウキュウハグロトンボ。名の通り羽の黒いトンボで、体つきは糸トンボをひとまわり大きくした感じ。パタパタと羽音が聞こえそうな雰囲気で飛ぶのだが、マテリヤの滝のところでは激しく追いかけっこをしていた。水面を右へ左へ前へ後ろへ。ボーッとしてたらすぐ見失うほどスピードが速い。目の前を通り過ぎる時に写し止めようとしてみたが、辺りが薄暗いためシャッタースピードが遅く、写真上では青い銀色の筋にしか写らない。これではハグロトンボの存在をアピールしづらいので、飛翔スピードが弱まる瞬間、折り返して反転する時を狙ってシャッターを切った。なんとか上手くいったので良かった。


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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