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■ 近くて遠い島へ 10/7

--鹿児島から少し南に下ったところにある背の高い島「屋久島」。奄美から直接向かうと比較的近くにあるように感じる島だが、二つの島を直接結ぶラインは海にも空にもないので実際には遠い。いったん鹿児島へ向かい、折り返しての屋久島渡航となる。飛行機でも行けるが、リーズナブルな高速船で向かった。今回は1泊2日の強行日程。10月8日の朝10時に鹿児島を出港した高速船トッピーは12時半には屋久島の安房港へと到着した。

--屋久島といえば屋久杉だが、それは翌日ということで、初日は島を1周する道路を時計回りに進んだ。屋久島旅は2回目で、前回のゆったりステイで観光地と名のつくところはほとんど回ったので今回はスポットを絞って見ることにした。とりあえずは猿と鹿に会いたい。そこで確実に会える島の西側、西部林道へと向かったのだ。

--奄美で言うとヤギとイノシシになるだろうか。屋久島には比較的大きな野生動物として猿と鹿がいる。屋久猿と屋久鹿だ。屋久島は東側に港や空港が集まっていて、栄えているのも島の東側。静かな西側では行き違う車の数も少ない。そんな静かな西部林道で、たくさんの猿と鹿に出会うことができた。

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このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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