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■ ミーニシ吹く 10/22

--昨日から少し風はあったが、今朝起きると本格的な北風になっていた。すきま風がピューっと音をたて、時折窓がガタガタと揺れる。これはまさに北風。方言で北風のことをニシといい、吹きはじめの北風のことは新北風(ミーニシ)という。今日のこれはまさにミーニシだろう。そういえば風の音ばかりに気をとられていたが、昨日までとは違うことがまだある。セミの声がしない。全くしない。雲は流れ外に明るさはもどってきているのだが、耳に届くのは風の音ばかり。セミも敏感に季節の変化を感じとったのだろうか。

--ちょっとツタヤまで行くと、途中で眺める東シナ海が風にあおられて荒々しい顔をしていた。岸壁に咲いたオオシマノジギクも風にぶるぶるふるえていた。


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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