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■ 和紙をちぎって空に敷きつめて 10/27

--昨日の雨はどこへやら。ひとしきり降って満足したのか、今日はまた夏のような暑い日となった。午前中は見事に青い空が広がり、気温もぐんぐん上昇。長袖を着て寝ていたものだから、起きるとすぐに半袖と短パンに着替えた。午後から少し外へ出たが、気がつくといつの間にか空一面に雲が広がっていた。和紙をちぎって並べたような空は、えんえんと水平線の向こうまで続いていた。大浜の2階の駐車場から夕方を見つめていると、遠くの方でほんのりと赤い光が射しているのが見えた。沈む直前にほんのちょっとだけ夕陽の姿が見えたが、ちょうど島影のすぐ隣まできていた。もうじきに「大浜から見える海に沈む夕陽」は、今年の公演を終えるのだろう。


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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