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■ 名瀬漁港、夕刻に染まりて 11/2

--昨日の夕方、島に帰ってきた。鹿児島の山岳部ではもう紅葉が始まっていたが、今回デジタルカメラは持っていかなかったのですぐすぐ見せられないのが残念だ。帰りの飛行機から眺めた奄美北部の島なみも含めて、現像したらそのうち載せたいと思う。

--久しぶりの奄美大島は「どうやらここも秋晴れのようですね」と添乗員がアナウンスした通り、気持ちいいぐらいよく晴れていた。鹿児島から羽織っていたシャツをとりあえず降りてすぐ脱いだ。同じ県内でも、これだけ縦に長ければ気候は全く別物だなと改めて感じた。まっすぐ帰宅せずにそのままどこかへ写真散歩に出かけたかったが、時間に迫られているピークなのであきらめて帰路についた。

--写真は市内への用事の途中、雲ひとつない空がゆっくりと夕色をおびていくさまに思いっきり心を揺さぶられた。が、ここはグッと我慢。しかし精神力だけでは抑え込むことができなかったので、鎮静剤がわりに近くの港でちょっとシャッターを切った。

--家に帰ると壁掛カレンダーの色校正(試し刷り)が届いていた。おお、いい感じだ。あとは微調整と最終確認をして入稿。いよいよ今夜が山場だ。


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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