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■ 丑三つ時を過ぎて 11/9

--草木も眠る丑三つ時をすっかり過ぎ、あと1時間もすれば夜が明けてくる。そんな頃に外にでると、とても静かで「本当に何もかもが眠っている」気がする。と思うとバラバラバラと音をたててキキーと止まったりまた動いたり、そう、新聞配達のバイクが朝の闇を走り回っているのだ。見上げるとオリオン座が素敵に輝いていたので、見るだけじゃもったいなくて写真に撮った。カメラを三脚に構えさせてシャッターを開くこと約2分。同じ地球上の松林は不動のまま写っていたが、天空の星はわずかに流れていた。たった2分でも地球は形としてわかるほど回転しているんだな、と思った。


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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