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■ 骨組の向こうに満月 11/16

--壁掛カレンダーを配達に、アーケード街へと足を伸ばした。現在、屋根の付け替え工事をしているアーケード街だが、訪れる度に工事が進展しているのを感じる。先日は支柱が立ったところを見たが、その銀色の支柱に、今はもう赤茶色の鉄骨が付け加えられている。屋根の骨組みとなるであろう茶色の鉄骨は、山側から海に向かって着々と組まれていってるようだ。

--雨の日などは屋根が無いことをとても不便に思うが、晴れた日の空は最高に気持ちがいい。いつもは塞がっている場所から見える空だけに、ただ空を見るよりも自ずと感慨が深くなる。もうすぐまたここが覆われてしまうのかと思うと、ますます今のうちにこの眺めを楽しんでおかなければ、とも思ったりする。昨日は満月の夜だった。

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このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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