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■ 新婚旅行「凍てつく大地」 1/31

--JFK空港に着いたのは帰路の便が出発する2時間前。ANAだったので手続きも日本語ですんなり終わり、靴まで脱いだセキュリティーチェックを済ませると買い忘れたお土産をゆっくり見て回るだけの余裕もあった。

--飛行機はニューヨークを午前11時に出発し日本へと向かう。帰りの方向は太陽の進行方向と同じなので、ずーっと昼間のフライトだった。外は昼のままだから途中で機内を暗くして、擬似的に夜をつくったりしていた。

--今年の北米は暖冬らしく、連日のニュースでも「凍結するラインが例年よりとても北寄りだ」と言っていた。いつもの状態ならニューヨークも氷点下で非常に寒いはずだったのだが、ラッキーなことに天気も良かったし気温も高かった。鹿児島とそう変わらないな、というのが感想だ。

--帰りは雲もなくよく晴れていたので、眼下にアメリカの大地を眺めることができた。ニューヨークを出発してすぐは緑の大地に流れる川の光景だったが、飛行機が北上するにつれて川や湖は凍り、そのうち大地も凍っていった。北極圏付近の地球の様子を眺めながら、そろそろ眠っておかなくてはと窓のシャッターをおろした。

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このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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