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■ 冬山のイイギリ 2/7

--冬の山肌で赤いブドウのような実を見つけたら、それはたいていイイギリの実だ。すっかり葉を落とした裸の樹に、真っ赤な実だけがぶら下がる。この実は美味しくないのか誰にも食べられることなくこうやっていつまでも残っていることが多い。赤くよく目立つ色をしているので奄美の冬山ではよく目に止まるイイギリなのだが、それでも去年はほとんど姿が見えなかった。去年はやっぱり山に食べ物が少なかったのかなぁと改めて思うことだった。


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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