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■ 吹き始めた芽 2/9

--山々でチララホララと春が芽吹きはじめている。赤い紅葉もススキの穂もそこらにまだ残り、冬を完全に消化しきれないまま、奄美の季節は春へと移ってゆく。緋寒桜が盛りを過ぎると、これから面白いのは山の変化。奄美で海と同じくらい視界に多く飛び込んでくる山の緑。深いカラーで落ちついた山肌が、樹それぞれの若葉色でにぎやかに彩られてゆく。山にポツリポツリと現れた新緑の緑が、日に日に増えて広がってゆくのが楽しみでしょうがない今日この頃。


このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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