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■ 寒空と若葉 3/13

--真冬に戻ったような寒さに「もしや」と雪が脳裏をかすめたが、あの寒さはこんなもんじゃなかったかなと思いなおした。弟に頼まれて午前中から笠利町役場へ行ったので、帰りながら山の変化をじっくり観察した。背が低く、松の多い笠利の山は新緑の色もチラホラだが、屋入トンネルを抜けようとする時、出口の明るい光の向こうに見える龍郷の山々は実に見事に色付いていた。普段の深緑一色を知っていると、この変化には強いインパクトを感じる。見渡すと、松以外の照葉樹たちはほぼ若葉をそろえた様子。新緑もいよいよ最盛期へ突入だ。

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このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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