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■ 戦闘態勢 3/27

--「なんて不釣り合いなタイトルなんだろう」と、確かにそう思う。でもねぇ、これがそうだったから僕も驚いた。

--ちょこんとうずくまってジーッとしてるから「ひと休みしてるのかな」と見つめていたところ、ふとした瞬間に発作的なスピードで前へ動いた。ほんのミリ単位の距離なんだけど、え?っと目を疑うほど速かった。それはまるでテレポーテーションのように。その移動前↑、移動後↓というわけ。丸型でカワイイかっこうしてるものだから、力こもってるようには全然見えないんだけど、テントウムシなりに足に力をこめて前傾姿勢で猛ダッシュしようと踏ん張っていたのだろう。

--しかし、そうまでしていったい何を待ち構えていたのか。これはおそらく推測なんだが、きっとあの枯れ葉の隙き間からは微細な虫が出てきて、その小さな獲物をつかまえるためにテントウムシは戦闘態勢をとっていたのだと、思う。はてさて、いかに。

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このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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