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■ 変身は一日仕事 4/20

--羽化後すぐに枝にぶらさがって動きを止めたテントウムシ。ジーッと色が変わるのを待っているのかと思っていたら、内側から羽が伸びてきた。最初は丸みを帯びて縮れてた羽だったが、しばらくするとスラッと長い形になった。その後、テントウムシはその羽を仕舞い、時々体の向きをかえながら静止し続けた。

--体にほんのりと斑点が浮かび上がってきたのは、羽化から1時間以上も経ってから。ただ、斑点が現れても体色はまだ黄色いままで、夕方になってもテントウムシはジーッと静かなままだった。静止した状態で時折それぞれの足を伸ばしたり曲げたりしていたが、あれはきっと新しい体の感触を確かめていたのかな。

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このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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