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■ 雨中のカシャ 5/31

--香り高い葉を持つカシャ。和名をクマタケランというカシャ。サネンより柔らかく香りが強いカシャ。奄美ではヨモギ餅を包むのによくカシャを使う。うちの母は鍋いっぱいの大きなフクラカン(ふくれ菓子)を作る時にも、このカシャの葉を使う。鍋の肌を覆うようにカシャの葉を敷き詰めて、その中でフクラカンを蒸すのだ。ふっくらと蒸し上がったフクラカンには、ふんわりとカシャの香りがいっぱい。思わず手を伸ばさずにはいられないカシャの香り。

--そのカシャが花を咲かせるのがちょうど梅雨の今頃になる。今日は雨降りしきる中、傘をさして近所のカシャを撮ってきた。雨風に吹かれて少し肌寒かったけど、集中して撮っている間はそれほど気にならなかった。そう、一心不乱にカシャカシャと。・・・。

--親指ほどのカシャの花にググーッと近付いて撮ったので、時々顔に当たった葉から甘い香りが漂ってきた。ん〜いい匂い!。そういえば自分で料理にカシャの葉を使ったことはないな。今度何かに使ってみよっかな。なーんて考えながらまた写真を撮った。そう、カシャカシャと。・・・。

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このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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