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■ 雨上がりのオオキンケイギク 6/2

--昨夜の雨は激しかった。名瀬では稲光がしてたけど、ゴロゴロは少し遠くから。本丸は瀬戸内町の方にあったようで、「こっちはカミナリが凄いよ」と従兄弟からメールが入っていた。テレビで土砂崩れの注意報を見ながら「まさかね」と思っていたら母からの電話、「土砂崩れで通れなくなったから途中まで船で帰るからね」とのこと。住用の戸玉(とだま)と山間(やんま)の間の崖が崩れて通行止めになったそうだ。相当激しく降ったんだな、と改めて思った。

--一夜明けて本日は、梅雨も忘れた雨上がりの空。久しぶりにのぞいた青色の青の実に鮮やかなことよ。ああ、直射日光ってこんなにまぶしかったっけ、と外に出たとたんに視界がクラクラして目を細めた。雨が上がったばかりの路上には、昨夜までの名残がまだキラキラしてて、道ばたのオオキンケイギクを水滴ごしにのぞきこんだ。「黄色い花ってなんか元気が出てくるなぁ」と思いながら。

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このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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