.
■ 名瀬新港午前7時 7/5

--「え〜?うっそだ〜」と思うかもしれない。奄美群島をまわるフェリーのことを知っていたなら。

--鹿児島〜奄美〜沖縄と巡る定期船のフェリーは4隻あり、4隻がうまいぐあいに運航して、上り便も下り便も毎日1回は必ず各島を訪れる。奄美の名瀬新港の場合は、上り便がやってくるのは夜の9時頃で、下り便がやってくるのは朝の5時頃。すなわち、日々の定期船が明るい光の中で奄美にやってくることは普通は考えられないのだ。でも今朝(7/6)は、午前7時にもかかわらずまだ港は荷役作業で騒々しかった。

--空はこんなに青々と晴れ、風はそよそよ、港には波ひとつ無し。だけど、外海は台風のうねりで結構荒れてきているらしい。そういうわけで船の到着がこんなにも遅くなっている。生活圏だけを見ると台風の存在はまだ全然感じられないのだが、影響は少しずつ現れてきているようだ。そういえば、昨日(7/5)の奄美の最高気温は35.6度。最低気温も28.5度。おいおい〜、いくらなんでも暑過ぎっちょ。近付いてくる台風は、一緒に南風を連れてくる。台風3号が通り過ぎるまでは「はげぇばーど」な暑さが続きそうだ。

.

このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
※写真等すべての無断利用を禁止します。写真の貸出についてはメールにてお問い合わせください。
メインホームページ→