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■ 土盛色 7/14

--島に夏が帰ってきた。ふらりと久しぶりに土盛に寄ってみると、凪ぎに近いさざ波の浜辺。平日だから海水浴客はほとんどおらず、数人の高校生が遊んでいるだけだった。まさにプライベートビーチ。私も泳ぐ用意してくるんだった、と少し後悔。でも、海水パンツははいてなかったけれどカメラはちゃんと持っていたので、夏の土盛色を撮って帰ることはできた。

--最初は土盛にちょっと寄ってすぐ帰るつもりだったけれど、流れる雲が太陽の光をさえぎって浜辺をなかなか照らしてくれないので、ライト待ちをしながらしばらくたたずんでいた。すると、目の前で雲がとけだして雨になった部分に虹がかかった。わぉ!ダブルレインボウじゃん。私は何かに打たれたように一目散に波うちぎわへと走って、虹に向かってカメラを構えた。

--今日は上下2枚では載せきれないほどの出会いがあって、めぐり逢いの多さにつくづく「夏が帰ってきたんだなぁ」と感じた。

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このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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