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■ 島って、いいな。 9/11

--住んでるからわかることもあるけれど、住んでるから気づかないこともある。時々、奄美を離れて戻ってくると、そこに当たり前に海があって当たり前に山があって当たり前に空があることにジーンとする。ああ、なんて当たり前で簡単なんだ。手の届くところに自然が転がっているって有り難いことだな、と。

--たまに都会に出ると視界の狭さに思い悩む。海に出ればきっと視界は広がり、大きな空が見えるかもしれないと思うのだが、その海がとても遠かったりする。大地の広さに困惑し、どこに行けば空に近づけるのかわからなくなる。そんな時はもう、やみくもにどこかの切れ間から空が見える所を探すしかないのだけれど。

--だから、海が近くてなんら考え込むことなく、実に適当にいたって気軽に海に足をひたすことができることは、実はとても幸せなことなんだと思う。久しぶりに島に戻ると、いつもそうしみじみと思う。

--今日は、たいして苦労することなく、夕日に染まりゆく空を見つめることができた。

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このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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