奄美/365
 夜、香る花 2007/6/4

--夕食に招かれて実家を訪ねると、家の横を歩いている時に香りが漂ってきた。あ、ヤコウカだ。暗がりの中、塀から伸び出た木の茂みに目を凝らすと、香りを放つ小さな花の姿を見つけた。ひとつもらって家に持ち帰った。

--夜香花が夜香るのは、きっと夜の虫を呼び集めるためなのだろう。花は、夜の間は開いているが、朝になると閉じてゆく。閉じると、香りもほとんど消える。そして再び夜になると花を開き香りを放つのだ。これを何日か繰り返して、ある朝ポトリと花は落ちる。

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