奄美/365
 フクギの花(雌花) 2007/6/19

--梅雨雲と夏空の攻防。午前中は優勢に試合をすすめた夏空だったが、午後からは一方的な梅雨雲ペース。完全な梅雨明けにはあと2、3日かかりそうだ。

--梅雨の間に花の写真を。先日お届けしたフクギの花。今日またよく見ると、フクギには花が2種類あることに気付いた。どうやらフクギには雄花(おばな)と雌花(めばな)があるようだ。しかも、木によって付く花が違うので、フクギはソテツと同じように樹木単位で雌雄(しゆう)がわかれている様子。つまり、雄株(おかぶ:オスの木)と雌株(めかぶ:メスの木)があるということ。

--メバナの方は、オバナに比べると実にシンプルな造りで、中央にメシベがひとつあるだけ。花の数もオバナに比べると圧倒的に少なく、枝に数えるくらいしか付いていない。というか、オバナの花の付き方が異常なほど多いのだ。

--メカブにはもう実ができはじめている物もあった。虫媒花(ちゅうばいか:虫が花粉を運ぶ)なのか、風媒花(ふうばいか:風が花粉を運ぶ)なのかはわからないが、受粉には無事に成功したようだ。

>>「先日の雄花(おばな)の写真

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