■ メヒルギの子ら
2008/4/13
--樹上で発芽し、グイーンと伸びるメヒルギの種。ある程度育った状態で落とされるこの種子を、胎生種子と呼ぶ。ヒルギの種が落ち行く先は、塩水と泥という過酷な環境。そんな中でもしっかり根付けるようにと、ヒルギはいったいいつから樹上で種を発芽させるようになったのだろう。進化の過程で、「あ、そっか。先にちょっと育てておいてから下に落とせばいいんじゃない」「ちゃーやー」と気付いた瞬間があったのかな。なんて思いをはせる。
--それにしても随分長いことぶら下がってるけど、コレいつ落ちるのかな。発射される瞬間を見たら、僕はきっと「わおっ!」って言うね。