奄美/365
 秋にうつる色 2008/11/5

--よく晴れていたので洗濯物がよく乾いた。久しぶりにおがみ山に登って驚いたのは太陽の位置。まだ夏を忘れきれないかのごとく照っている太陽も、想像以上に南に傾いているんだなと気付いた。真夏の頃は天辺から光を降りそそいでいたのに、海に向かうと太陽は背中の向こうにあった。海の色も随分と違う。よく晴れているのに全然パッとしない。そりゃあ曇りの日に比べれば青い海だけれど、前回ここから見たのが真夏の色だっただけに、記憶の中の海に比べると色褪せて見えた。夏の海は「青い」というより「まぶしい」色だったんだなと改めて思った。

--まだ半袖気分が抜けきれないで夏を引きずっているうちに、知らず知らず太陽は遠くなっていた。空気がちょっと冷たくなってきたなぐらいに思っていたけど、着実に季節は移っていってるんだなぁ。

EOS 5D + Planar 1.4/50

365

このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
※写真等すべての無断利用を禁止します。写真の貸出についてはメールにてお問い合わせください。
メインホームページ→