奄美/365
 我が子 2010/10/13

--我が子が今日生まれました。10月13日23時41分。2536g。47cm。女の子です。とにかく嬉しいです。

--出産にはもちろん立ち会いました。コレ↓が出産時に撮った唯一の写真です。赤ちゃんの心拍と陣痛間隔と陣痛の強さを計るモニターです(たぶん。観察しててそう思いました)。

--この日、19時40分に病院入りした時には、陣痛はまだ8分間隔。初産は時間がかかるので、鹿児島市内だったら一度家まで帰ってもらうところだけど、南さつまは遠いので念のため一晩様子を見ましょうということで病院に残った。妻は陣痛がやってくる度に腰が砕けそうに痛くなって、僕はそれをさすっていた。さするといっても腰をなでている感じ。陣痛初期にさする場所とさすり方を細かく確認しておいて良かった。本番が始まると確認どころでは無かったから。一晩過ごすつもりで近くのコンビニで弁当を買ってきてLDRで食べ、一段落する頃には陣痛は5分間隔に。22時過ぎに再確認すると、子宮口も開いてきて、赤ちゃんもどんどん下りてきていて、もしかしたら午前2時くらいには生まれるかも、と。そして22時40分頃に破水。赤ちゃんの頭も見えてきたので、そのままお産に突入し、23時41分、LDRに産声が響いた。陣痛の間は、痛みに苦しむ妻と向かい合いながら、妻に僕の体をつかませて一緒にソフロロジーの呼吸をしつつ腰をさすっていた。とてもじゃないがカメラやビデオどころじゃなかった。撮りたいという気持ちも不思議と起きなかった。妻を見ていると「自分もお産に集中しなくては」と思うばかりだった。記録には残さなかったけど、でも、記憶にはたくさん残った。

--出産って噂には聞いていたけど、思っていた以上に激しく痛そうで、息切れするほど力強く、そして涙あふれる時間でした。

サイバーショットDSC-TX5

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このページは、奄美の写真家「別府亮」の撮影日記的な奄美の記録→『奄美/365』の1ページです。
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